オタクが神津島へ行った話 その1
そうだ、神津島へ行こう。
そんな事を言い出したのは2021年の8月の終わり頃。
そう、
ラブライブ!スーパースター!!
1期第5話、第6話が放送された時の話です。
どうも。タケRRRと申します。
この度、そんな決意から丸2年(長
やっとの思いで神津島へ渡島したオタクが
いやTwitterだけじゃこんなん書ききれんやん。
となるほどに素晴らしかった神津島の2日間の旅を
およそ9年ぶりくらいにブログなんてもんを立ち上げてまで
まとめておきたいと思ったのでこうして立ち上げた次第です。
ちなみに現時点でTwitterさんは正式にはXになっていますが
我が推しである
伊達さゆり嬢が自身のブログ(2023年9月18日更新時点)で
「私のTwitterはいまだ
"Twitter"のままなのであります!🥹」
とか言っているので、私も推しに倣ってTwitterです。
誰が何と言おうと、推しは絶対です。崇拝する神です。
推しが氏ねと言ったら氏ぬタイプのオタクです。
下らない前置きは置いといて、本編に移ろうと思います。
9/15(金)初日 竹芝客船ターミナルへ
今回のオタク神津島の旅の同行者は3人。私含め4人。
所々オタクが写っていたりネタにしたりそこら中で晒されておりますが御了承ください(オタクへ
来たる15日、各々の職場でボロ雑巾の如く働かされた我々は
23:00発の東海汽船さるびあ丸に乗船する為、仕事が終わってすぐに東京行きの電車に飛び乗り、21時過ぎ頃に現地着。
丁度この時は運が良い(?)事に
東京湾納涼船×ラブライブ!スーパースター!!
なんてコラボイベントを東海汽船さんが行っていて
その東京湾クルージングを終えて帰ってきていたオタク達に
「お前らはここで終わりだろうが、俺らはそのままこの船乗って神津島行ってくっからよぉ!!!?」
と、なんともおもんないマウントを心の中で叫び勝手に悦に浸ってました。
失格です停学です退学です……1期11話の恋ちゃんの台詞を思い出します。
やさぐれかのんさんに最低って言われたい人生は鋭意継続中です。
3期でまたやさぐれてくれないかな🙄
ターミナルに入ったらオタクと落ち合い早速発券作業。
4人分の往復で12枚も。
何やら現在進行形の問題なのですが
さるびあ丸の推進システム一部制限により通常より減速しての航行、またはダイヤ変更を行っての運行となる
だそうなのです。
そして例に漏れず我ら4人もこの問題に巻き込まれ
途中大島でジェット船に乗換えなければ神津島に行けないという事で、強制的に行きの
チケットが2枚になっているというわけです。
(納涼船とかやってる場合か?)
とか思ったのはここだけの秘密にしておいてください。
乗船前にちょっと劇中に写っていたシーンを少し
1期5話。出航前のシーン。
微妙に画角とか合ってないのはご愛嬌で。
これが今回の行きのお供のさるびあ丸です。
当時まだグループ名が無い3人を乗せた船そのものです。
乗船待機所にはこんなカラフルな提灯🏮
かのんちゃんを添えて
これは待ち時間に展望デッキから見たさるびあ丸
近海区域 693人 沿海区域(御蔵島まで)1,343人 ※指定席733席
基本指定席で満席との事だったので、733人乗せての航行だったようです。
出航が23時という事で、公式HPには1時間前には手続きしといてねと書いてあったので
22時にチケ発券や乗船票に必要事項の記入等の準備を完了し、上記の写真を撮影しつつ
22時30分には搭乗ゲートAで待機していたのですが、実際に乗船が始まったのは22時50分頃だったでしょうか。
待ち時間はテンション上がってるってのもあったのかめちゃくちゃ蒸し暑かったです💦
そんなこんなこでいざ乗船
オタクMのどたま
船に入ったら目の前には
おおお、、、、お!サニパ様まで居る!!!
ちょっとこれはテンション上がりましたね。
納涼船のコラボやってはいるけど、中の装飾は一般の方もいるわけだし
もしかしたら通常運行時は外されちゃうのかなーと思っていましたが、杞憂でした。
もうホントに至る所の壁という壁にLiella!のメンバーが。
一人暮らしのオタクの部屋か何かかここは。
いやこんな貼られてたら回収なんか無理ですわ。多すぎて。
ラブライブ!スーパースター!!と東海汽船さんのコラボはこれで3回目で、当然ながら絵柄が3回とも変わってるのですが
1回目の時の絵だろうが関係ねぇ
と言わんばかりに壁という壁に隙間無く貼られていました。
なので少し懐かしい絵も。
挙句の果てにはアルバムの宣伝までしていただいて。最早コラボ関係無いし。
東海汽船さんスーパースター!!好きすぎでは?
ありがとね?
船内の散策をしつつ、指定された部屋へ入ると……
マジか。全く同じ部屋やんけ。
なんとまぁ運が良い事に、この3人が泊まった客室のクラスが2等和室(和室?)という事は把握していたので取ったのですが、この船にはその2等和室が同じ階層に複数あり、全く同じ客室は1つしかありません。
こんな感じでいっぱいあるんです。
そこの中の
ここだけ。
選ばれし僅か18人の精鋭しか3人と同じ場所で寝る事を許されません。
これぞ聖域。
なんて幸先のいい事で😎
運良すぎてビビリましたね流石に。
はしゃぐオタクM、先日行った結女祭2のすみれアクスタを取り出す。
反対側の壁にはこんなん貼られてるし。
東海汽船さん。一生推します。
これ後で他の客室見に行ったけど、これ貼られてるのココだけ。完璧かよ。
その後は荷物を軽く整理し、一眼レフを持って甲板へ。
酒を持ってない人を探す方が難しいくらい盛り上がってました。
何やら納涼船の時は3枚目のところの壁にアニメのライブ映像を流してアニクラになっていたとの噂ですが、一般客の皆様はブルーシート敷いて完全に宴会モード😳
で、折角一眼を持ち出したものの
見事にポジショニングをミスり……というか客室にテンション上がりすぎて出遅れてしまい船の外周はほぼ空いておらず、上手く写真に収める事が出来ませんでした。
広角で撮ってるから大きさがあんまり伝わりませんが、真下らへんから見るレインボーブリッジの大きさと迫力に圧倒されました。
まぁ当然コレを思い出すわけですが、、、
いやこんなドヤ顔で腕組める高さじゃないですよマジで。。
そしてレインボーブリッジが遠ざかっていくのを横目に見ながら
このトキメキにカンパーイ🍻 \\フゥーーー!!!//
常夏のせいでオタク呑みの乾杯の挨拶最近全部コレ。
飲酒が捗ります。
そして、何やら1つおかしいサイズの器があるのに気付いただろうか……
何かを発見したオタクM……
あのさぁ……
多分そういうんじゃねぇと思うんだよね?これ。
いやでもこれ、このデカいカップ一杯に入った氷の中に見ての通りハイボールの350mlをブチ込むと丁度ピッタリなんですよ。
え?本来の使い方これなの?大丈夫??考えたヤツ天才か???
早々に察知して実行に移したオタクMも素晴らしい立ち回りだったと思います。
これを見た皆様(誰?)も是非やってみてください。
キンッキンに冷えたハイボールの出来上がりです。
そしてオタクトークに花を咲かせていたらこんな事に。
さるびあ丸は6階層あるのですが、客室がある階層は何処も自販機に多量の酒が用意されているので酒に困る事は無いと言っていいでしょう。
そんなこんなこでいい時間(深夜2時過ぎ)になっていたので、
就寝の為3人が待つ部屋(次元違い)へ戻ります。
実際はあんな3人以外誰も居らず、とてもいい匂いがしそうで船酔いしても金髪の美少女が看病してくれる様な夢のような空間
なわけもなく
オタク(我ら4人)やらおっさん×多数が床に跋扈している地獄絵図のような空間に何とか自分のスペースを確保して寝に入ります。
ちなみに途中
オタクのスマホのアラームが4時に鳴り響いたり
オタクが人の陣地を開拓してきたり
ふと目を開けたら隣のおっさんの顔面で視界が埋め尽くされていたり
なかなかなハードな一夜を過ごす事になりましたので
劇中のようにJK3人(しかも可愛い)が、幾ら安いからと言って2等和室で神津島へ渡島するのはオススメ出来かねます。
あと成人済みの人は酒が呑めないと厳しいかもしれません。
俺はシラフの状態で深夜に目を覚まして目の前の視界が全部おっさんだったとしたら耐えきれないかと思います。
酒のお陰もあってか、いやまぁ、いいか…となってもう一度寝に入りました(嘘やろ?
お酒に圧倒的感謝。お酒最高。ありがとう。
そんなこんなこで
朝!!!!!
何となく目覚めたのが7時過ぎ。
一応8時くらいまでは寝られたので、そのまま寝てても良かったのですが
目を開けたらおっさんが寝返りをうって反対側を向いていたお陰で視界が開けて最高の気分だったので起きる事にしました。
丁度大島近郊の海の上で、絶景が視界いっぱいに広がっていて感動です。
ま、撮るのはこんな写真ばっかなのですが……
多分劇中だともうちょっと早い時間だったのでしょうね。
寝そべりかのんちゃんも添えて。
8時大島着でそこから下船予定だったのでそれまで船内を散策してパシャパシャと撮影を楽しんでいたのですが、何やら到着が遅れていたようで結局下船は8時半近かったかと思います。
さるびあ丸に別れを告げ、そこに待つサニパ様に……とは行きません。
何故ならまだここは次元が違う大島だから。
炎天下の中5分程待って汗だくになっていたらジェット船が到着。
結構な勢いで船着き場に突っ込んできてなかなか迫力がありました。
かのんちゃんを添えて。
何とこのジェット船、時速80km/hも出るんですって。速っ。
水の上の乗り物なのでノットに言い直すと43ノットです。
正直さるびあ丸の事しか頭に無かったので、このジェット船の事は完全に無知だったのですが、調べれば調べる程何やら凄い乗り物だという事に気付かされました。
まずこの43ノットという速力は乗車定員240人程の船ではかなり速く、海上自衛隊で一番足が速いとされるミサイル艇並の速度です。
なんでそんなに速いの?
と、航行中に調べてみたらどうもこの船、ジェットエンジンで海水を後方にすっ飛ばし、水の揚力を使いで水の上を滑空している、船というより実は飛行機と言った方が正しい乗り物でした。ビックリ。
↑の方に載せた船を正面から見た写真も思いっきり浮いてるでしょ?
何も知らずに乗ったけどなかなか凄い乗り物でした。
それもそのはず、これ開発したのボーイングなんだそうで。いややっぱ飛行機やん。
実際シートとか各部に見覚えがありすぎるし、乗り心地は限りなくいつも遠征でお世話になっている航空機そのモノでした。楽しかったなぁ。
kwsk知りたい方は川崎重工の↓のページを読んでみてください。
そして1時間程ジェット船の快適な旅路を経て
いよいよ神津島上陸へ……
続きます。長ぇよ。
今回知った事まとめ
・東海汽船の船の予約は乗船日の2ヶ月前の0時から
・その際に復路も同時に予約可
・さるびあ丸のレストランは夜行だと23時~0時、6時半~7時半の時間のみ開店
・カップ麺の自販機、お菓子の自販機、酒の自販機が船内にいっぱいあるので晩酌には困らない
・自販機のお酒の値段は通常のコンビニ価格+2,30円程度
・お酒を買う際は身分証明書として免許証を自販機に通さないと買えない仕組み
・6階層にあるアイスカップは350mlの酒を投入するとピッタリ
・3人が泊まった2等和室は「E 142~159」
・レインボーブリッジの撮影(大島、神津島航路)、又は甲板の椅子でのんびり夜を過ごしたいなら乗船後速やかに場所取りへ
こんなもんでしょうか。
後で気付いた事があったら追記します。
あ、これは23年9月15日時点のさるびあ丸船内のレストランの券売機です。
小笠原パッションチューハイとか言うの呑むの忘れてた……